神聖ヰリヤ帝国・TOPへ劇場版 #1−『罠を張れ』
原題:TO TRAP A SPY
舞台:ワシントンDC
あらすじ:
とあるアフリカ新興国の首相暗殺の報を残し、〈UNCLE〉諜報部員が連絡を絶った。
その後をひきついだ、ソロの活躍。

■イリヤ的みどころ(満点は★5つ)・・★☆☆☆☆
涙でるほど、出番すくなし:o(>_<。) さいしょ30分を見のがすと、それっきり出てきません:o(T-T)o:
タイトル・ロールの役者名、マッカラム様は7番め。
イリヤ登場は、以下の2シーンのみ。

この服装の落差・・☆場面1.〈UNCLE〉のNY本部。イリヤは白シャツにガン・ホルスター姿。
ホルスターが、ななめ掛けスタイルなので、ヒトラー・ユーゲントの少年みたい。
わたし的には、いつもの両肩掛けタイプのほうが、ときめくが・・。
場面2.イリヤは、三揃い(ジレだけ、チェック柄)に、タイと色を合せたポケットチーフの正装。かたやソロは、くつろいだセーター姿なので、ソロのアパートか?
お茶を淹れるイリヤの手なれたしぐさ、2人が頬よせて資料に見入るあたりが♪

寸評:
ソロという男と、組織〈UNCLE〉の、紹介篇のおもむき。
もともとTVシリーズのパイロット版として製作されたそうだ。
TV版OPの、ソロの立ち姿に銃弾のヒビが入るあの場面が、エピソードとして出てくる。
  →くわしくは、イリヤン日記「ガラスの国のソロ」参照。

■いちばんの特色は、対立組織の名称。おなじみの〈THRUSH〉ではなく、〈WASP〉である。
〈WASP〉=大型の蜂 のことだけど、もっと有名な意味としては
 「W=ホワイト AS=アングロサクソン P=プロテスタント」
つまり「北米大陸にさいしょに移民した、ゆいしょ正しき白人。米国エリート層」の意味あり。
これだと、うっかりすると人種問題に抵触するため、より無難な〈THRUSH=つぐみに変更したのか?

■ソロは、おなじみの2課でなく、「1課」に連絡を入れてる。ウェイバリー課長も登場しない。
イリヤは同行せず、ソロの単独任務。
イリヤの服装の堅苦しさといい、TVシリーズを見なれた眼には、かなり違和感。
ついでに、ソロの髪型、分け目がいつもと逆では?(いつもは向かって右に分け目があると思うが・・)

■この話、味方のヒロインが夫と子ども持ちなだけに、ソロと“大人の仲”になるのは、敵方の女。
この敵方の女が、ソロを窓からつきおとそうとして身をかわされ、じぶんの味方の銃弾に蜂の巣にされて倒れる・・という場面は、やや後味わるし。
〈UNCLE〉の諜報部員を殺したとはいえ、女性にこの末路は、哀れすぎる気がする。残念。

■ラスト、帰りの飛行機の機内。ヒロインからあずかってた結婚指輪を、ソロが人さし指の先にはめ、ちょいちょいとゆすって彼女の気をひく場面は、ヴォーンさん面目躍如の感。
このヒロインが寝室でめざめると、ルーム・サービスで取った紅茶を、ソロが窓辺に立って飲んでるシーンも絶品。
こんな場面を、きわどくなく演じるには、ヴォーンさんぐらい洗練されてないとね♪
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