「ああイリヤ、無事でよかった」「あんまり心配させるなよ」 ・・その一言が言えなくて。 |
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ソロはときどき、見ててひやひやするほど、イリヤに冷たい態度とったり、言ったりすることがある。 なぜ? と思ってるうちに、一定の条件があることに気づいた。 ☆ソロの法則 その1. ソロがイリヤに冷たい態度をとる場合、その理由の95%は「イリヤの生死がはっきりせず、心配させられた反動」である。 ☆ソロの法則 その2. のこり5%は「イリヤに無視された報復」である。 法則その1.については、説明の必要もなかろう。イリヤはほぼ毎週のように生命の危機にさらされてるので、たいていの場合あてはまる(笑)。 「無事でよかった」って安心より、「心配かけやがって」って憎たらしさのほうがつのるのかしらね? ♯1『ユーゴスラビアに潜行せよ』の、例の“わんこ”呼ばわりだって、毒ガスに侵されたイリヤを案じた後だからこそ出たセリフ、って気もするのよね。(くわしくは「イリヤン日記」♯2参照) ♯13『午前0時30分』でのソロは、「イリヤ・・!」とつぶやき、あれほどイリヤが爆破にまきこまれるの心配してたくせに、結末では飛行機の中でわざとらしく女性といちゃつき、「どうせひとには好かれない男だから、こいつは気にしないで」などと、なぶりものにする始末。 ♯70『凶弾相討つ』では、〈THRUSH〉の拷問と投薬でラリったイリヤの手をとってやって逃げたのに(しかも2度もだ!)、イリヤが回復したとたん、デートのために運転手させるし・・。 きわめつけは、♯31『ロベスピエール対ナポレオン』。 ギロチンに手錠でつながれてる白衣すがたのイリヤに向かって、「はいつくばってないで、自分でなんとかしろよ!」とドナるソロ。しかもそのあと、女性と2人でチーズやパンやワイン持ってきて、つながれたままのイリヤの前で飲み喰いはじめるダメおし。イリヤ「へ〜。で、ぼくには何くれるの。牛乳かい?」とすねる。 はじめて見たときゃ「そりゃあんまりだ、ソロさん(-"-)」と思ったけど、あれはつまり、ギロチンであわや死刑になりかけたイリヤの身を案じた反動なんだと考えて、納得いった。 そのへんはイリヤも察してたようで、ソロの「どーお? はいはい少しは上手になった?」なんてキツい冗句に、「ぅ〜ん、やなソロ」とか、みょうに甘え声で答えてたな(笑)。 法則その2.については、たとえば♯21『パリの夜ダイヤを追う』。 眼のふちに殴られたアザ作ってるイリヤに、ソロが「アタマ(の傷)、どう? イリヤ?」ってかさねて訊いてんのに、イリヤは「まさか椅子の中にダイヤが隠してあったとはな〜」なんて独りごと言いつつヘリコの操縦に熱中、ソロの言うこときいてない。その報復は、事件解決のあと、例によってイリヤの前で女性といちゃついて見せつける、という形であらわれる。 でも、ヤラセの格闘シーンでの「おっと、この毒蛇(=イリヤ)はわたしのもの」って、ジャベール警部ことソロさんの一言を聞きのがしてはならじ。 そして、♯27『スラッシュはゴーゴーがお好き』。 骨折の腕吊ったソロが「おはよう」って声かけたのに、すれちがったイリヤは走り出てってしまい、それを無視する。 その報復、イリヤの手が縛りつけられてる牢屋の鉄格子を力いっぱい開けるソロ。イリヤは当然、その動きに引きずられてよろけ、「痛ってぇ!」と口走るが、ソロさん知らん顔。 しかもこの回のオーラス、イリヤ1人が命じられたミッションなのに、ソロさん「いちど映画のロケ見たかったのよ」とか言って、腕吊ったケガの身でついて行こうとしてたっけ・・。 このように、ソロのイリヤへの愛憎のゆれは、いつも極端、かつシビアである。 05.4/20
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