神聖ヰリヤ帝国・TOPへ♯65『リンゴを一口(ひとくち)』の、ソロ側のストーリー。じつは映画『リオ・ブラボー』劇中で歌われる『シンディ・シンディ』の歌詞そのものなのでした・・。
「イリヤン日記」#20−もしもぼくがリンゴなら

シンディはぼくにキスし・・ナポレオン・ソロ#65、『 リンゴを一口(ひとくち)』。リンゴから核爆弾の起爆剤を作り出す技術を〈THRUSH〉が開発。そのためソロとイリヤが、南部のリンゴ園に潜入・・という、例によって豪快かつ強引な設定のもと。
前半、ソロとイリヤは別行動をとるが、ソロ側のストーリー。

犬に追われて樹によじのぼり、おズボンがやぶけて困ってるソロ。
村に来たとき道を訊いて車に乗せてやった顔見知りの女の子が、ソロを彼女の家に連れてゆき、ズボンをつくろってくれる。
しかし彼女は好奇心むきだし、「ブタがキスするの見たさに飼ってたの」「知ってる? ブタのキスって鼻くっつけるのよ」などと無邪気に語り、ソロに「キスしてよ」と迫る。
そのキスのまっさいちゅう、彼女の父親が乱入。そのうえ、当然ながらソロはおズボンを脱いでるため、誤解が生じる。
父親はライフルをつきつけ、西部劇でおなじみ、“ショットガン・ウェディング”の展開となる・・。

ところで、この場面で流れてたBGMは、『シンディ・シンディ』。
映画『リオ・ブラボー』中で、ディーン・マーチンとリッキー・ネルソンたちが歌ってた曲。(しかも後半はウェディング・マーチに変わるという、凝った作り)
BGMは曲だけだったけど、じつはこれ、以下のような歌詞なんでした。

もしもぼくがリンゴなら 枝に実ってぶらさがり
 恋人が通るたび かじってもらうだろう
「愛しい人よ!」と 彼女は言った
 彼女に抱かれて 天国がひらけた
家へお帰り シンディ シンディ…… いつか結婚してあげる

ぼくの手に合う 針があったなら
 あの娘をぽくのポケットに 縫いこめておくだろう
シンディはぼくにキスし そして叫んだ
 「この世にあなたほど素敵な男はいない!」と
家へお帰り シンディ シンディ…… いつか結婚してあげる


この回の、ソロ側のストーリーは、この歌詞から発想されたと考えていいと思う。

「リンゴ・樹にぶらさがる・針・キス・家へ帰る・結婚」と、小道具が完全に一致してるし。
しかも「彼女はぼくにキスし・・」と、女性が積極的なのも同じだしね〜(笑)
(了)
06.11/19
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