神聖ヰリヤ帝国・TOPへイリヤのためなら、ダブル・デッカー(2階建バス)をロンドンからチャーター・・? パートリッヂ翁、いったいどこで見初めたのか。
「イリヤン日記」#4−『ポーロック館』はシュールだ・・1.

えー、“金曜夜のイリヤン・オールナイト”終わり、ちょっと気が抜けてます。
“月曜夜のイリヤン・ナイト”(第1シーズン)は、まだ放送中。
第3シーズン(放送終了)は、イリヤの「ボクは××よ」のオネエしゃべりが多すぎ、那智さんの吹替も、ややベタッと重い。ナポさんとイリヤの距離が近すぎて、暑苦し〜。
かといって第4シーズン(放送中)は、反省したのか、ぎゃくにこの2人の距離がありすぎ、ドライなつきあいのただの同僚に見えて、気に入らん。(なんてワガママなんだ>自分)
なにより第3〜4シーズンになると、イリヤのほっぺやアゴがぱんぱんだし・・。
やっぱ第1シーズンがいいわぁ。イリヤの頬の線するどいし、なによりナポさんとの距離感が絶妙♪
まだ見る機会のない第2シーズンが、すごく気になる。DVD出して〜!

第1シーズン#12『ポーロック館の地下牢』は、古い怪奇映画ぽい舞台と、イリヤのいたましさが気に入って、思わず録画してしまった。
さいしょは見流してしまったが、見なおしてみると、むちゃくちゃシュール。どういうふうにかって・・。

まず、イリヤが車で出勤してくる場面から入る。
例の「デル・フローリアス」(※「アンクル」入口にある偽装の仕立屋。ここの試着室の奥が秘密の通路になってる)前に到着。降りようと、車のとびらを開けるイリヤ。
ちょうど歩いてきた老人とぶつかり、はずみで老人の持ってたカバンが開いて、中身が散乱してしまう。ていねいにわびながら、拾いあつめるイリヤ。
老人もていねいに礼を言い、「ではあのバスに乗るので、失礼」と言い残して、立ち去る。
(この老人は、ダービーハットにややカジュアルなスーツ、細く巻いたコウモリガサを手にし、見るからに英国紳士ふう)
老人が立ち去ったあと、道ばたに本が落ちてるのに気づいたイリヤ、あわててあとを追う。老人はすでにバスに乗ってしまったので、イリヤ、走り出したバスに飛び乗る。
本をうけとった老人、お礼を言いついでに「きみ、もしや××連隊でいっしょじゃなかったかね?」と昔ばなしをはじめる。
「いえ、人ちがいです・・もう、ここで降りますので」
「いいや・・終点まで行くんだ、クリヤキン」
老人が静かにそう告げると同時に、バスの別の乗客が、背後から傘の先端でイリヤの首筋を刺す。イリヤ、声もなく昏倒。
バスの運転手「どちらまで?」
老人「・・屋敷だ」
バス、大きく向きを変えて遠ざかってゆく。はじめてバスの全景が映ると、あのロンドン名物のダブル・デッカー(2階建バス)である。車体の横っぱらには「ロンドン・トランスポート(輸送)」の文字。
ふしぎそうに首をかしげ、それを見送る街かどの巡査。

あっ・・あのぅ・・f(^ー^;
これで見るかぎり、イリヤ1人をラチるために、ロンドンからNYまで、2階建バスを持ってきちゃったとしか思えないんですけど・・☆
しかも、そこまでして、なんて危なっかしい計画であることか。
イリヤは車で通勤してきたのである。車ほっといて、追ってきてくれるとはかぎらない。
たとえ気づいたとしても、落し物は「デル・フローリアス」のおっちゃんにでもあずけて、車を駐車場に入れるのを優先しちゃうかも。まあ、NYも現在ほどは物騒じゃないだろうが・・。
本が落ちてるのに、イリヤが気づいてくれないかもしれない。逆に、老人が立ち去る前に、見つけてしまうかもしれない。
いや、追っかけてきてくれても、老人の乗ったバスが走り出したの見て「ああ、行っちゃった・・」で、あきらめちゃうかもしれない。私はイリヤが飛び乗ったとき、「イリヤってば、バス代の小銭もってんのかしら」と妙なことが気になった(笑)。ちょうど小銭の持ちあわせがなく、バスに乗るのを一瞬ためらう可能性だってなくはない。バスがお札でおつり出せるようになったの、つい最近だもんね。(この時代はのんきで、バスの運転手さんに事情を話せば、ゆるしてくれたかもしれないけどさ)
なにより、「なんでこんな、ふだん見かけないバスがここ走ってんだ?」とあやしんで、乗らない可能性が強い。イリヤは落し物を届けたい一心で、まよわず飛び乗ったみたいだったが。

つまり、手がこんでて、大がかりなわりに、成功率があまりにも低いのよね。
なんで、ここまでする? くりかえすが、イリヤ1人をラチるために・・?
どうせ傘に仕込んだ麻酔使うなら、街かどで待ち伏せて、不意討ちで襲撃したほうがてっとり早い気がするが、そういう野蛮なマネは、このじいさまの趣味に合わないとみえる。

この「イリヤ1人のために、ひたすら金も手間もおしまない」じいさまは、驚くなかれ、英国某所の大邸宅ポーロック館のぬしであり、“アンクルつぶし計画”の首謀者でもあるのだった。ちなみにいつもの宿敵・スラッシュとはなんの関係もないらしい(笑)
つまり、首領みずからが、NYまでお出ましになったわけ。
よほどヒマなのか、部下を信用してないのか。いや、みずから犯罪に手を下したかった、手のこんだ作戦でイリヤをラチってみたかったのね・・。
道楽で犯罪やってるとしか思えん・・こういうのを快楽犯罪者っていうのね・・ちがうってヾ(^^;)
長くなったので、このへんでいったん切る。ポーロック館の造りがまたすごいんだ・・(^_^;)゙ つづく。
03.9/10記
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