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(レイモンド・チャンドラー)
「イリヤン日記」#7−別れ、そは甘く悲しきもの

わーお♪ もう、第2シーズンてば、ほんとに素晴しすぎる!!
第1シーズンより確実にイリヤの出番が増えたぶん、企画が意欲的、冒険的、刺激的。
ゲストもすごい。ドキドキしっぱなし。おかげで、もたもた書きかけては、翌週また書きたいことがふえ、更新しそこねる。すいません、もうすこしお待ちください。第1シーズンのまとめどころじゃないよ〜うれしい悲鳴(T▽T) どとうの第2シーズンについては、またの機会に、として・・。

ひとあしお先に、第4シーズンの終り、つまり最終回を見てしまった。
(まあ、15年目の復活なんてのもあったそうだが、それはまだ見る機会がないので、置いといてと)

最終話#79『スラッシュから来た男』、見てるのがつらいような出来だった・・。いちおうスラッシュの世界征服、親玉の顔さらし、その挫折って内容にはなってたが、どうにかまとめたって印象。なにがなんでもスラッシュは終りにしちゃいましょ、そうすりゃアンクルもお役御免だし、って・・。なんか、打ち切りっぽかった。
貴乃花の引退まぎわの相撲を見たときの気分に、似てた。それらしい魅力のヘンリンは残ってる。スケールの大きさの名残もある。けど、むごいほどはっきり「あ、いま終っていく」じゃなく、「ああ、もう終っちゃってたんだ」って判っちゃって。好きだったからこそ、つらいの覚悟で見守るしかなくて。
最終回なのに、なによりさびしいのは、イリヤが出てないこと。課長の「イリヤも同行してくれるといいんじゃが」の一言がせつない。オープニングとエンディングだけ、いつもどおりイリヤが出てるのが、さらにせつない。イリヤが出てなきゃ『ナポ・ソロ』じゃないやい・・えーん(T_T)

実質、1回前の#78『アンクルマンに明日はない』の、ナポさんとイリヤの最後の2ショットで『ナポ・ソロ』は終ってた気がする。これがまた話の出来としてはつらいレベルで、アンクル2課は課長以下、ガン首そろえて何やっとる? ってため息出たが、それはともかく。
『ナポ・ソロ』はいつも、CMごとに区切られた部分に、必ず章タイトルがつけられてた。正式な呼び名を知らないので、かりにパート・タイトルと呼んどくが、この#78、いちばん最後のパートのタイトルは、「別れ、そは甘く悲しきもの」だった。たしかこれ、シェークスピアの『ハムレット』に出てくるせりふだよ。
イリヤ最後の出演場面の、パート・タイトルが、これだもの。なんだか、イリヤを卒業していくマッカラム様へ、イリヤを愛しぬいたスタッフからの、お別れのあいさつのような気がした。これ以上ふさわしいせりふがあろうか・・? ほんとに愛されてたのねえ、イリヤってば。
#78、イリヤ最後のせりふは「(おれたち)一生、独身・・?」。そして、じーっとナポさんを見てたのに、ナポさんは「つらいねえ・・」とつぶやき、イリヤと視線を合わせなかった。そして#79、ナポさん最後のせりふは「結婚でもしますか」・・この呼応が、なんともせつない。もしかして「別れ、そは甘く悲しきもの」って、ナポさんとイリヤの“長いお別れ”って意味もあったのかな。つくづく『ナポ・ソロ』ってこういう話だった・・ため息。

きびしいこと言えば、私にとっての『ナポ・ソロ』はさらにその1回前、#77『目標ソロ』で終ってた。これは見ごたえあった。ひねりのきいた展開の面白さ。テンポの早さ。インディ・ジョーンズみたいな、いい具合に色の抜けた革ジャケにジーンズ姿のイリヤ。気合入った格闘、とくに「はいっ!」と掛声かけながらのイリヤのヒザ蹴り♪ 悪役のすごみ。ナポさんと女性のからみ。スラッシュの通信機ぶんどり、安全ピンの先でいじくって周波数変えて、アンクルに通信しちゃうナポさんのしたたかさ。ナポさんついに死す? って設定、そして復活。
私の愛した『ナポ・ソロ』は、あの回がそれらしさの、最後だった・・。
うーん。#1から順を追って見てきて、この終り方だったら、さぞヘコんだろうけど。
並行して、こわいほど大充実の第2シーズン見てるからなあ。ありがたいこってす。
03.11/14
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